大切な人を食事に誘う場合には、あらかじめお店を予約することが多いと思いますが、その際はどのようなお店を選びますか?
今回はお店を選ぶのが苦手!という方向けの、喜ばれるお店選びのポイントを解説します。さて、まずは食事のジャンルを決めます。
この時によくありがちなのは、
「喜ばれるのはおしゃれなイタリアン!」
「こじゃれた内装のダイニングバーにしようかな」
という発想です。
これは完全な間違いではないと思いますが、私の個人的な感想では、女性(男性も)はイタリアンや西洋料理よりも、和食が好きな方が多いと感じます。
(これはどの年代の方でも当てはまると思います)
言い方を変えると、和食が苦手な方はほとんどいないと思います。
一番無難なのは、やはり日常的に慣れ親しんでいる和食なのです。
ただし、和食でも、どこにでもある居酒屋という選択肢ではなく、品が良く、少しだけ非日常を味わえるお店がおススメです。さて、ジャンルを決めたら、次は料理やお店の雰囲気、価格帯、場所などをもとにお店を絞り込みます。
先ほど申し上げた、和食のお店の中で、少しだけグレードが高いお店をいくつかチョイスします。
具体的には、食べログやヒトサラなどで、職場やお互いの家から使い勝手のよい場所の中から、客単価が4,000円~8,000円くらいまで間で、料理やお店の雰囲気が良さそうなお店をピックアップします。
相手の好みがわかっているケースの方が少ないと思いますので、和食の中でもジャンルが限られているお店(例えば魚中心のお店など)よりは、幅広いメニューがあるお店が良く、なおかつ、アラカルトで料理を選べるお店がベターです。
メニューを見ながら一緒に食べ物を選ぶ楽しさは会話を盛り上げます。では最後にお店の座席の選び方です。
これは予約をする際のお店の状況にも左右されてしまうのですが、最初は個室よりもカウンターや対面ではない座席がおススメです。
(対面ではない座席とは、斜め向かいに座るテーブル席などです)
慣れている人同士であれば対面の個室はいいのですが、まだそれほど親しくない間柄であれば、常に顔が向き合う対面よりは、時々顔が向き合うカウンターや斜め向かいに座る方が気楽に食事ができます。
(メニューも一つのメニュー表を一緒に見て選べます)
お店の写真を見たり、予約の電話をするときに、どのような座席があるかまで確認できれば、一緒に行く人との間柄を踏まえて座席も選んでおきましょう。
最後に、予約をしないで行き当たりばったりでお店を決めるのはおススメできません。
飲食店難民になる可能性が高く、バッタリ偶然いいお店に出会えることなんてホントに少ない世の中だと思うのです。
デートそのものにかける愛情と同じくらいの愛情を、お店選びに注いであげることが、誘う相手に喜んでもらうための第一歩かもしれません。