2019.01.07 開業支援
経営者の特権! 飲食店の店休日の決め方
自分で飲食店を経営する場合、定休日を設けるか・不定休にするか、自分で決めることになります。
お客様の都合を優先するにせよ、自分で店休日を決められることは経営者の特権のひとつです。
今回は店休日を決めるための考え方についてのお話です。
定休日は好きな曜日に決めてよい?
定休日を設けるか、定休日を何曜日にするかは、お店の立地条件を参考に決めることが多いです。
(物件による制限がない限り、定休日は何曜日にしてもOKです)
ビジネス街にあるお店であれば日曜祝日が定休日、住宅街にあるお店であれば月曜火曜などの動きの少ない平日が定休日、などのような形です。
この他、市場に合わせて定休日を決めるお店や、定休日を決めないいわゆる不定休にするお店もあります。
オープンからしばらく仮の定休日を設けて営業し、営業を続けた結果の傾向を見て正式な定休日を決めるパターンは合理的でおススメです。
顧客を不安にさせない店休日の情報発信が大事
定休日を決める場合(もしくは不定休にする場合)、休日の情報発信をしっかりと行うことが重要です。
食べログなどの第三者が作成するページだけではなく、お店の公式のホームページやSNSなどであらかじめ店休日の告知をすることをおススメします。
食べに行こうとするきっかけは何であれ、飲食店に食べに行こうとする人の大半は、事前にインターネットで検索します。
インターネットで検索した結果、定休日や営業時間がよくわからないお店には不安を覚え、「やっぱり行くのやめようかな・・・」という思いを抱くケースもあるため要注意です。
(あわせて営業時間や予約状況も告知できるとなお良いです)
経営側の意向による店休日も大事にすること
最初に書いた通り、店休日を自由に決められるのは経営者の特権のひとつです。
顧客の意向を大事にするのはもちろんですが、自分たちの意向も大事にしましょう。
つまり、繁忙期を過ぎたあとに連休をとってリフレッシュすることや、勉強のため他の飲食店に食べに行ったり、海外に視察に行くための店休日も必要ということです。
飲食店の経営を長く続けていくためには、新しい知識や刺激を仕入れることも重要です。
売上を上げることを第一に考えながらも、そういった自分への投資のための店休日を取ることも考慮ください。