2022.01.24 開業支援
独立開業を目指すのであれば、家計の管理をやっておいた方が良い理由
独立開業するまでにやっておいた方が良いものの一つに家計の管理があります。 今回は、なぜ家計の管理をやっておいた方が良いのか、その理由についてのお話です。家計の管理とは、収入と支出を管理することです。 収入とは給料、支出とは生活費のことで、入ってくるものと出ていくものを管理して、生活を成り立たせるのですが、ご結婚されている方だと奥さんに任せっぱなしにしている方もいると思います。 奥さんの許可が出ることが前提ですが、この家計の管理は独立開業を目指す方であれば、是非やっておいた方がよいです。 お店の経営管理は、サラリーマン時代の給料や生活費などが、 給料 → 売上 生活費 → 店舗経費 に変わることになりますが、 「入ってくるもの(収入)と出ていくもの(支出)を管理してやりくりする」 ということには何ら変わりません。 つまり、サラリーマン時代に家計の管理をしておけば、店舗を経営する際の経営感覚が身に着くことになるのです。家計の管理がしっかりできれば、開業のための自己資金を毎月少しずつ積み立てることもできます。 自己資金はあればあるほど独立開業後の経営のリスクが下がりますし、銀行から借入をする際にも有利になります。 借入をする際、銀行に自己資金の証明として預金通帳を見せることになるのですが、銀行が一番評価をするお金の貯め方は、時間をかけて毎月少しずつお金を貯める方法です。 家計の管理が上手な方は、やりくりが上手であり、しっかりした人だ、という印象を持ってもらうことができるのです。家計簿をつけることができれば、どのような支出にどのくらいのお金がかかっているか、その家の傾向を見ることができます。 収入は把握している方がほとんどですが、毎月の支出は何にいくらかかっているか把握しきれていない方が多いかと思います。 支出の内容を見直してみることで、家計の改善にも役に立ち、自己資金を準備できる期間と金額もイメージできるので、独立開業を目指す方はまず家計簿をつけるところから始めてみてください。 (家計簿はスマホのアプリなど手軽に始められるものでOKです)