2022.05.09 開業支援
成功している飲食店に共通する3つの特徴
すべての飲食店が成功すれば理想的なのですが、これだけ競合店の多い世の中、なかなかそう簡単にはいきません。
その中でも成功している飲食店に共通するものとは何なのか、簡単にですがその特徴を3つにまとめてみたいと思います。
1.ほかのお店と差別化できる商品があること
特定のお店でしか食べられない商品があると、そのお店に行く動機づけができます。
つまり、「このお店の料理が食べたい!」と思ってもらえるかどうかです。
・中毒性のあるようなわかりやすい商品が売りになっているか
・外食をしようと思ったときに、そのお店の料理が選択肢としてパッと頭の中に浮かぶか
・それだけの印象が残る商品になっているかどうか、
他のお店には少ない差別化のできる個性のある商品があることは、飲食店にとって大きな強みになります。
2.お客様とのコミュニケーションが上手なこと
飲食店は常連商売です。
一人でも多くの人に、回数を多く来店してもらうことが、お店の繁栄につながります。
そして常連さんになってもらうためには、お客様とのコミュニケーションが重要です。
成功している方は、お客様とのコミュニケーション、特に距離感が上手です。
お客様によって求める距離は異なるため、ただ単純に話しかければよいのではなく、いいタイミング、いい距離感をもってコミュニケーションを取ることが重要です。
お客様と店主との相性もありますが、手厚くサービスしてもらった、と思ってもらえば、次の来店につながる可能性がグッと高まります。
顔の利く行きつけのお店は作りたい、と思っている方は多いのですが、そのニーズとお店のサービスを合致させられるかがポイントですね。
3.前向きに自分で考え、行動すること
これは飲食店に限らず、成功している経営者の方に多く見られるポイントです。
上手くいかないときに、
「なぜ上手くいかないのか」
ということをじっくり考え、
「どうやってみたら上手くいくのか」
ということを労を惜しまず実行する、
ことができるかどうかです。
最初から順調に売上が伸びていくお店は少なく、多くのお店はオープン景気が終わった後に低迷期を経験します。
その低迷期に少しでも売上を伸ばすために、来店客を増やすために、どのようなことができるか、
また、低迷期を乗り越えて売上が伸び始めたときにも、さらにお客様を増やし、お客様の満足度を高めるためにはどのようなことが必要か、
成功している方は、そういった前向きな思考と行動力を持っている方が多いです。
経営者になると指示してくれる人はいなくなり、自分で考え、行動していくことが求められます。
自分で考え、行動することを苦に感じない人の方が、経営者に向いていると言えるでしょう。