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飲食店ちょい足しコラム
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飲食店の開業・経営にちょっとだけ役に立つコラム

本業で稼ぎ、稼いだお金を増やすのが資産形成の基本

「貯蓄から投資へ」






近年、この言葉が良く使われるようになり、国としても後押しする制度(iDeCoやつみたてnisaなど)を用意しました。









年金や退職金のあるサラリーマンでさえこのような制度を使ってください、と言われている状況です。









では、サラリーマンよりも年金や退職金が薄くなってしまう個人事業主や経営者は、どのように将来に備えればよいでしょうか?











今回は将来への備えの考え方についてのお話です。

まずは本業でしっかり稼ぐこと

「投資」という言葉を聞くと、パソコンのモニターを何台も並べながら株の動きを細かくチェックして・・・、のような状況を思い浮かべるかもしれません。











国として後押しをしたいのはこのような状況ではなく、本業で稼いだ余剰資金を、将来ゆとりのある生活をするために、少しずつ長期にわたって投資をしてください、というものです。











余剰資金を活用することが本筋であるため「本業ありき」のお話です。











飲食店経営者の方であれば、お店で稼いたお金のうち、お店の経費、設備投資、自分の生活資金を除いた残りのお金になります。












この余剰資金を、長期にわたって積み立てて投資をすることで、資産形成をしましょう、ということになります。

元本割れを恐れないこと

投資と耳にして一番拒否反応があるのが、この元本割れです。










投資を積極的に行わない人の多くは、この元本割れを極端に恐れます。












投資の基本の考えは、


「ハイリスクであればハイリターン」


「ローリスクであればローリターン」


です。




つまり、リスクをとらなければ、大きなリターンを得ることはできません。












ここに「余剰資金を活用して投資をする」ということのメリットがあります。









つまり、多少の損失が出るタイミングがあったとしても、生活の基盤はゆるがない状況があれば、投資を続けることができ、精神的なダメージも少ない、ということです。











投資は長い期間積み重ねることで、時間の分散によるリスク軽減と複利効果を得るところにポイントがあります。











3~5年くらいの短期的には損失が出てしまったとしても、10~20年と積み立てを行っていくと、大きな効果を得られる可能性が高くなるのです。












ちなみに、iDeCoで一番人気のある商品は、元本確保型の定期預金の商品のようです。










iDeCoは手数料がかかるので、リターンの少ないこの商品だと、ほぼ元本割れが確定してしまうのです。

自分で投資に取り組むこと、国の年金は当てにしない

国の年金はなくなることはないと思いますが、今よりも金額が増えることはほぼないと言えます。










年金があるから老後は安心、という時代ではなくなり、自分で準備しなければ、ゆとりのある老後の生活を送れない可能性が高いのです。












特に個人事業主や経営者の方は、サラリーマンよりも退職金や年金で不利になってしまうことがあるので、現役で働いているうちに、できるだけ多くの準備をしておくことが必要です。











まずは現状の経営状況や余剰資金、ライフプランなどを考えながら、いつまでにいくらの資金を準備できれば安心できるのか、ということから考えていき、どのように積み立てるかを考えていくの良いでしょう。

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